元Googleエンジニアが「速読術のウソ」を科学的に解説

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日本だけでも毎日200冊以上の新刊が出版されていることを踏まえると、素早く本の内容を頭にたたき込める速読術を身に付けたいというのは自然な考えです。しかし、元Googleのエンジニアで、キングス・カレッジ・ロンドンで神経学を研究しているアン・ロール・ルクンフ氏は、「速読術はまやかし」だと論じています。

と呼ばれる眼球運動が行われています。サッカードでは、まずテキストの一部を短時間だけ凝視してから、別の部分に目を移しますが、この際に視点が止まっている時間はわずか25~30ミリ秒と非常に短い間です。しかし、サッカードで文字を読む間、人間は視界のごく一部しか認識できないようになっているので、複数の単語を一度に認識することは原理的に不可能なのだそうです。

また、多くの速読術で悪者呼ばわりされている現象として「後戻り」というものがあります。これは、文字どおり読書中に視線が前の文章に後戻りしてしまう現象のことで、読書している時間の10~15%がこの「後戻り」に費やされているとのこと。換言すれば、後戻りしなければ読書時間を10%以上短縮できることになりますが、ルクンフ氏は「後戻りは悪い習慣ではなく、脳が物事を有機的にリンクさせながら理解するのに必要なプロセスです」と述べています。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

まぁ時も同じ結論をだしてくれて、速読なんちゃらは最近はみないですからねぇ

PSVR

sikano_tu この「速読法は生理学的にムリ」と云う記事なんですか、最後に付いてる「関連記事」のリストが大部分「新しい速読法の紹介」になってて一寸微笑ましい。 ^^)

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