木村は中国でのイベントに参加した経緯を説明。木村は2017年に中国で、当時WBO世界同級王者の鄒市明(ゾウ・シミン)と対戦し11回TKO勝ちし王座を奪取したが、同選手によると、その試合以降、中国で多くの試合をプロモートする中国人プロモーター、リウガン氏により、ボクシングの試合を12月から春先をメドにマッチメークしてもらう予定であることを明かした。それまでの間、中国でボクシングトレーニングのみに専念環境下に自らを置く目的で中国に渡り、そこで中国マーケットを再開拓するプロモーションということで、国際ボクシングルールに基づいた14オンスのグラブを使ったスパーリングマッチを提案されたという。
厳格な新型コロナウイルス対策が施されている中国に入国したのは、「このスパーリングマッチを行うためではなく、『なんとしても、もう一度世界のベルトを巻く』、そのための渡航でした」という。だが、そのスパーリングマッチで、対戦相手の玄武が木村の体をつかんで投げたり、木村を頭からたたき落とす愚挙に出た。幸い、大事には至らなかったが、この時の動画が流されて、日本のファンから木村を心配する声や玄武に対する批判が起きたが、中国のファンからも玄武批判の声が挙がっていた。木村自身、この日のコメントで「玄武選手の反則行為は許しがたい事です。しかし、ゾウ・シミン戦以降、日本人である私に対して、私のことを知り、そして、応援してくれる中国にいる多くの方々を愛する気持ちは変わりません」と、多くの心配や激励のコメントを寄せてくれた中国のファンに対して謝意を示した。
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ソース: jcast_news - 🏆 104. / 51 続きを読む »