世界選手権の代表に初めて選出された20歳の谷川翔選手は「今月の国際大会でけがをした右足のかかとの状態がまだよくなく、着地の練習はしていないが、それ以外の部分は順調に調整できている。鉄棒の“カッシーナ”など難度の高い技も入れているので、これから本番に向けて徐々に調子を上げていきたい」と話していました。
そして、内村航平選手と白井健三選手が不在で世界選手権に臨むことについて「選手全員で話をして、チームワークも大事だが、とにかく個々のレベルをしっかり上げていこうと目標を確認した。一人一人のレベルアップこそが団体の点数につながる。個人的には東京オリンピックでやろうと考えている構成を実施する予定なので、世界の舞台で手応えをつかみたい」と話していました。橋本大輝選手は「初めて代表の練習に参加して、どの選手の演技も参考になるし、代表に選ばれるだけではなくて、活躍して貢献しないといけないと感じている」と引き締まった表情で話していました。 そして、世界選手権での目標については「期待されている『鉄棒』はミスなくやれるように調整したい。団体で金メダルが取りたいが、もし取れなかったとしても、世界の選手たちに“来年の東京オリンピックでは、日本の選手たちはすごそうだぞ”と思われるくらいの演技を見せたい」と意気込みを話していました。日本体操協会の水鳥寿思男子強化本部長は、世界選手権の目標について「団体で金メダルをとることが最大の目標だが、いちばん大事なのは結果よりも来年の東京オリンピックにどうつなげられるかだ。オリンピック本番の1年前だからこそ、選手たちは代表争いの大会では組み込まなかった難度の高い技を入れていかないといけないし、そのうえで出来栄えについても安定させないといけない。難度も出来栄えも妥協せずにやっていく」と力強く話していました。
そして、内村航平選手と白井健三選手など、オリンピックを経験した選手がメンバーにいないことについて「今回選ばれた選手たちは、世界の舞台を経験できることと、世界の人たちに名前を売るチャンスがあることを前向きにとらえないといけない。中国とロシアの壁は高いと思うが、課題と向き合って逃げずに挑戦しきれば、強豪とも渡り合える実力を持った選手たちが集まっていると思う」と若手のメンバーたちに期待を寄せていました。 そして、最年少の橋本大輝選手については「成長の速度が信じられないくらい速い。代表選考でもすばらしい演技だったが、得意の『跳馬』と『鉄棒』で0.5ずつ難度を上げている。失敗しないでやりきる演技もできるので、このまま成長すれば、東京オリンピックのエースの1人になりえると思う」と話していました。
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