『M-1グランプリ』は、視聴率や注目度が高いコンテストであり、ブレークのきっかけを獲得した先人たちがいたことで、芸人だけでなく視聴者も「M-1で活躍すればブレークする」という認識を持ちました。ファンも芸人も、『M-1グランプリ』で活躍すると テレビ 番組にたくさん出演し大ブレークする、という構図が普通のことだと思っています。そんな『M-1グランプリ』だからこそ、 令和ロマン ・くるまさんが テレビ 出演を「基本的に断っている」と発言したことで、物議を醸しているわけです。
ただ、錦鯉、ウエストランドと比べてもテレビ出演が少ないのは事実。そこで、優勝後に忙しいはずの令和ロマンは何をしているのかといえば、YouTubeチャンネル「official令和ロマン【公式】」を中心に、人気YouTuberたちとのコラボを進めています。 くるまさんが「テレビは“上の世代”が作るもの」と言ったように、芸人の世界では40代ですら“若手”扱いされることも。明石家さんまさんが60代後半、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンは60歳近辺の年齢です。“真の若手”としてはM-1王者の霜降り明星が奮闘していますが、なかなか20代、30代がチャンスをつかみづらい状況なのは事実。そんな現状に風穴を開ける努力より、令和ロマンはテレビと共存しながら、YouTubeやネット配信番組でもファンを増やそうとしているのでしょう。
令和ロマンは、M-1王者という看板を使い、テレビとYouTubeの架け橋になる取り組みも行うのではないかと考えます。くるまさんは、YouTube動画でも常にお笑い界の未来を考えていると発言。今後はテレビでも活躍できるYouTuberの発掘を行っていき、テレビ界に革命を起こすつもりなのではないかと予測します。さて、異端児のように扱われている令和ロマンより先に、テレビ重視ではない活動にシフトしたM-1王者もいます。2019年に『M-1グランプリ』で優勝したミルクボーイです。 これまでは、多くの国民が見ていたテレビ(特に東京に本社があるキー局)に出ることこそ、芸人として売れた証拠になりました。しかし、現在ではエンタメの領域が広がり、テレビだけが全てではなくなっています。そんな中で、令和ロマンならばYouTube、ミルクボーイなら劇場と軸足を置く場所をいろいろと考え、活動しやすい場面を自分たちで増やす努力をしているのだと思います。もともとテレビ局にいた筆者としてはさびしい限りですが、「テレビにたくさん出れば売れた!」という時代ではなくなり始めています。とはいえ、影響力が高い媒体としてテレビが君臨しているのも事実。だからこそ、くるまさんが言うように自分たちに合った番組に出演し、その上で新しいチャレンジをすることが、これから活躍する芸人には必要になっていくのだと思います。
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