カブス今永昇太投手(30)が、強敵相手にまたも快投した。13日、敵地でのブレーブス戦に先発。5回を7安打8三振で無失点に抑えたが、味方の援護がなく勝敗はつかなかった。これで防御率は0・96と、両リーグ唯一となる0点台に突入。けん制で2度走者を刺すなど、新たな引き出しも披露した。
4回2死満塁、昨季のナ・リーグMVPアクーニャを迎えた。2ボール1ストライク、低めのスプリットでハーフスイングを誘った。ノースイングの判定に残念そうな表情を浮かべると、カウンセル監督が異議を唱えて退場に。「勝敗よりも、もっと手前の1スイングがストライクかボールか。僕よりも感情的になってくれて、すごく感謝しています」。冷静さを取り戻して投じた150キロ直球は真ん中へ。「相手の得意なコース。あれは本当に運でしかない」。とはいえ、右飛に打ち取った。 昨季、両リーグ最多104勝を挙げた強豪相手に慎重になった。初の3四球で球数が98球とかさみ、5回で降板。「もう1イニング投げられるような投球がしたかった」と悔やんだ。無失点には「失点をある程度頭に入れながら投げられたことが、逆に無失点につながっているのかな」と分析。1、5回には一塁走者をけん制で刺すなど、巧みなプレートさばきも披露した。
救援が打たれ、自身が投げた試合でのチームの連勝は7で止まった。防御率は30球団で唯一の0点台でも「試合に勝った上で、チームに何かプラスアルファを残さなければいけない」。DeNAの新人時代に「『援護がない』と言うのは防御率0点台の投手が言うこと」と話していた“投げる哲学者”が求める次元は高い。 ▼今永の防御率0・96は、自責点が両リーグの公式記録となった1913年以降、短いイニングを投げるオープナーを除き、デビュー8先発では81年バレンズエラ(ドジャース=0・50)45年フェリス(レッドソックス=0・75)67〜68年カルロス(ホワイトソックス=0・95)に次ぐ4番目で、球団では最良。
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