投を見せた。2時間51分の降雨中断があったため無念の降板となり、2勝目はお預けになったが、メジャーデビューから2戦10イニング連続無失点と、圧巻の投球を見せている。「右翼に打つには逆風だったので大丈夫。リスクが低いと思ったので、直球は引っ張られてもいいと思って、最後は高めに投げました」
初回1死走者なしで迎えた大谷との日米通じて初対戦。初球から高めの直球を投げ込むと、内角高めを中心に9球中6球が直球だった。フルカウントから、最後も内角にこの試合最速94・4マイル(約151・9キロ)のまっすぐで、空振り三振。大谷にブーイングを飛ばしていた本拠地のファンは大きく沸いた。3回2死の2打席目も直球で三邪飛に打ち取ったが、「スイングも豪快ですし、きょうも当たれば本塁打になるような紙一重なところだったので、今思い返してみてもすごかったですね」としびれる力勝負を振り返った。 試合開始時の気温が8度で雨も降る中だったが、デビュー戦に続いて半袖でマウンドに上がった。初回の大谷斬りで勢いに乗ると、4回まで強力ド軍打線を封じた。雨が強くなった3、4回はたった10球で2イニング連続の3者凡退。何度もマウンドや内野に土が入る悪条件だったが、「そこまで気にしないように意識しました」と、30歳の新人左腕には関係なかった。
デビューから10イニング連続で無失点。地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」によると、現行の2リーグ制となった1901年以降のカブス投手では、最初の2登板での最長無失点イニング記録となった。降雨中断の影響で4回2安打無失点で降板せざるを得なくなり、2勝目はお預けとなった。大量リードで5回を投げれば2勝目はほぼ確実だったが「あまり気にしていない。それも米国のスタイルなので、かえって切り替えもしやすい」と平然と言った。 6回途中まで無安打投球を見せた1日(同2日)の本拠地・ロッキーズの投球をMLB公式サイトでも「注目する9つの開幕直後の成績」として取り上げるほど、好投は衝撃を与えている。「チームが最後勝って、勝つために投球していたのでよかったです」。雨には勝てず2勝目は逃したが、表情は充実感に満ちあふれていた。(安藤 宏太)
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