各界のプロフェッショナルの子ども時代や競技との出会いなどに迫る「プロに聞く」。165センチと小柄ながら男子ゴルフの国内ツアーで昨年、一昨年と2年連続賞金王の今平周吾(27)は、永遠のゴルフ少年だ。小学3年で始めて以来、1度もゴルフをやめたいと思ったことがない。練習に没頭できる環境を求めて高校を中退、英語もできないまま単身渡米。プロになっても成長を求め、今月20日まで行われた全米オープン選手権は、メジャー挑戦8度目で初の予選通過。「好きこそものの上手なれ」を実践するトッププロが、アマチュア時代を振り返った。メジャー通算8度目、全米オープンは3度目の挑戦で初めて予選を通過した。帰国した今平は「今後に生きる、いい経験ができました」と生き生きと話した。何度はね返されても、そのたびに得るものがある。今平が挑戦を続ける理由は、純粋に「ゴルフがうまくなりたい」。ただそれだけだ。世界最高を争う舞台でプレーし、世界のトップ選手と一緒にラウンド。悔しい思いも数え切れない。だが、それを上回る喜びや収穫、充実感があると知っているから、挑戦をやめない。
それでもプロになりたいと思ったのは、意外にも高校生になってからと遅い。「体が小さかったので無理かなと思っていました」。小中学校時代は、クラスの男子20人ほどの中で、背の順に並ぶと「いつも前から3番目ぐらいだった」という。小学6年までは野球も並行してやっており、体の大きさにほぼ比例して打球は遠くに飛び、球は速くなる姿を見てプロスポーツ選手を遠くに感じていた。 米国人2人と同部屋の寮生活が始まった。IMGアカデミーには、さまざまなスポーツでプロを目指す学生が集まるが、ルームメートは2人ともプロゴルファー志望で「話が合ったので言葉も覚えていった」と、日常生活に不自由はなかった。午前中は数学や理科など通常の授業も受けた。午後の練習は「ゴルフ場は寮の近くでいつでもラウンドできるし、練習場も下が芝生だったのはありがたかった」と理想のものだった。
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