メジャー経験ゼロの苦労人は推定年俸3000万円と格安ながら、来日1年目の今季は打率・271、23本塁打、52打点と期待を上回る活躍。球団が2年目のオプションを保有しており、契約延長は確実だ。原監督が秋季練習への参加を提案したのも期待の表れ。本人も「監督がそういう提案をされるのは理由があると思う。自分も足りないところをよくさせたかったので非常にうれしい」と前向きに取り組んだ。
最大の課題は、巨人に来て初めてまともな指導を受けたという守備でのスローイング。「このオフで一生懸命やります。来年には良い球を投げられるように練習したい」と意気込み、秋季練習では新任の川相コーチが発案した「どんぐり投げ」でスナップスローを身に付けるなど着実に向上しつつある。この時期まで米国に帰国せず秋季キャンプにまで帯同するのは、30歳にして練習するほど上達する喜びを感じているからだろう。 来日1年目に結果を残して契約延長を勝ち取った外国人選手が陥りがちな、慢心から2年目に低迷するパターンも「ウォーカーに関しては心配ない」と球団関係者は太鼓判を押す。「彼はいまも都内の自宅までタクシーを使わずに電車通勤を続けている。ジャイアンツ球場からは自費で1万円以上掛かるので『もったいない』と。独立リーグで苦労してきただけに、金銭感覚がしっかりしている。電車を通じて日本の文化にももっとなじみたいようです」。
休養日には春に買ったソニー製のカメラを手に観光も楽しんだ。和食もこよなく愛する異色の助っ人だが、唯一の苦手は「一度だけ試したことはあるけど、納豆だけは…」。こちらは今オフ中の克服は難しそうだ。 (片岡将)
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肥料再び最高値、JA全農3割 農産物価格押し上げも全国農業協同組合連合会(JA全農)は10月31日、国内の地方組織に販売する2022年11月~23年5月の化学肥料を前期(22年6~10月)に比べ最大で約3割引き上げると発表した。尿素(輸入品)を除き主な肥料の価格は再び過去最高を更新した。生産コストが上がり、23年産のコメなど農産物の価格を押し上げる可能性がある。JAグループは肥料の国内流通のおよそ7割を握り、JA全農が原料の調達や流通を担う。
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