人生をともにする家具に出合う。福岡・糸島発の家具ブランド〈リッツウェル〉のクラフツマンシップとは?

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【新着】人生をともにする家具に出合う。福岡・糸島発の家具ブランド〈リッツウェル〉のクラフツマンシップとは? 福岡に拠点を持ち、糸島にある工場で家具づくりを続けるブランド《リッツウェル》。人生をともにする家具を叶えるべくセミオーダーと熟練の… casabrutus PR

良い家具の条件とはなんだろう。福岡県糸島市の海沿いに工場を構えるラグジュアリーファニチャーブランド《リッツウェル》はそれを、良質な素材と飽きのこないシンプルなデザイン、そしてそれを支えるクラフツマンシップから生まれると考える。

自社の熟練した技術を持つ職人が作りだす家具にこだわってきた彼らが、東京・北青山に工房を併設した初のフラッグシップストア〈リッツウェル 表参道 ショップ&アトリエ〉をオープンさせた。これまではアポイント制のショールームのみを展開してきたが、新たなストアでは誰もが気軽にアクセスできる予約不要の仕組みを取る。1992年の創業から30周年を迎える今年、《リッツウェル》はその真価をより広く届けようと意気込む。工場は作業場も含め、床にチーク材フローリングを敷く。工場とは思えぬ環境で、職人が日々家具づくりに勤しむ。 新たなストアがあるのは、表参道交差点から徒歩5分とは思えぬほど緑豊かな環境だ。店内に入るとまず正面に広がるのは、家具職人のアトリエ。これまで糸島の工場でブランドを支えてきた熟練の職人がストアに駐在し、家具の仕上げの作業を行なっていく。訪れた人は、職人が家具と向き合い、一つひとつ作りあげていく姿を実際に目にすることができるのだ。

幅広い製品を展開する《リッツウェル》だが、実は既製品がなく、ユーザーの細やかなリクエストでフレームの木材、ファブリックやレザーといった素材、カラーリングを決めていくセミオーダーの仕組みを取る。新たなストアでは、こうした素材や色づかいをより多く確認することができる。ウォルナットのような濃色の家具に加え、ナラ材のような軽やかな表情の家具も並ぶ。セミオーダーだからこそ、自分好みの一点を探り当てていく工程は他にない楽しみを生み出す。またアトリエでは、時に自身がオーダーした家具が仕上げられていく姿を目にすることもできるかもしれない。レザーベルトをフレームに通し、締めていく作業。レザーベルトはしなりを実現するとともに、しっかりとした耐久性を両立するため、熟練した職人の技術が必要となる。《リッツウェル》の家具は、細部にわたるまで手仕事にこだわる。たとえば椅子ひとつとっても、一枚のレザーやファブリックを家具のかたちに合わせ、下張り、芯材の仕込み、張り込みまでの一連作業を一人の職人が担当し、その一脚に個性や豊かな表情を与えていく。

そのこだわりは椅子にとどまらない。日本の伝統的な建具である葦戸、そして竹林にみる静謐な日本美をモダンに表現したサイドボードが〈ジャバラ〉だ。細い板を連ねて巻くように開閉する蛇腹戸にインスピーレーションを得て、一本一本を細く切り分けた無垢材の戸は美しい表情とともに心地よい開閉を実現する。これはドイツの著名なデザイン賞〈レッド・ドット・デザイン賞〉など、数々の世界的な評価を獲得している。 またミラノサローネには2008年から出展し、メイン会場の1つである〈Hall-5〉にアジアブランドでは初となる出展を果たすなど、海外からの評価も高い。

 

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