井ノ原快彦(48)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season7」(水曜午後9時)の第8話が22日放送され、平均世帯視聴率が8・9%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・1%だった。ある休日、特捜班の浅輪直樹主任(井ノ原快彦)と小宮山志保(羽田美智子)は、かつて鑑識官だった猪狩哲治(伊東四朗)の依頼を受け、古びたマンションに向かう。猪狩の知人・佐々木敏江(中田喜子)が2カ月前に自室で孤独死したのだが、猪狩は生前、敏江から「自分はロクな死に方をしないと思う。死んだら調べてほしい」と頼まれていたという。
マンション管理組合の堀井一郎理事長(真砂京之介)や管理人の小坂真子(笛木優子)によると、敏江は30年前に夫と死別。定年まで弁当工場を勤め上げたあと、猪狩も所属する俳句の会に参加したものの気難しい性格で周囲となじめず、孤独に暮らしていたらしい。発見時は死後数週間経過しており、持病もあったことから心臓発作と判断されたようだった。 早速、敏江の部屋を確認する直樹ら。彼女には家族も友人もいないとのことだったが、室内には若者に人気のゲーム機や大容量の炊飯器も置かれ、誰かを家に呼んでいた形跡があった。さらに、金庫の中には銀行通帳と古い写真、彼女が参加したらしい終活セミナーの書類が残されており、死亡推定日の少し前に銀行口座から400万円がおろされていたことが判明。果たして、その400万円はどこへ…!? また、写真には若き日の敏江と夫らしき人物、幼い女の子が写っており、敏江に娘がいる可能性が浮上する。
そんな中、終活セミナースタッフの新田春斗(島村龍乃介)が捜査線上に浮かび上がる。彼は青柳靖(吹越満)が更生を見届けてきた人物だった。敏江は病死ではなく殺人なのか? そして彼女の死に春斗は関わっているのか? 真実を突き止めるため、直樹は猪狩の弟子でもある佐久間朗監察官(宮近海斗)にある検証を要請。遺品が語る孤独死の真実とは…
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