日経電子版「Think!」は、各界のエキスパートが注目ニュースにひとこと解説を投稿する機能です。8月12~19日の記事では、弁護士で東京国際法律事務所の代表パートナー、森幹晴さんが「五輪組織委元理事を逮捕」を読み解きました。このほか「大学入試」「終戦の日」といったテーマの記事に投稿が寄せられました。振り返ってみましょう。(投稿の引用部分はエキスパートの原文のままです)東京五輪・パラリンピックから1年。東京地検特捜部が大会を巡る不透明な資金の本格解明に乗り出した。大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)は容疑を否認し、徹底抗戦の構えだ。】五輪が不正疑惑に発展した。偉い人が利権を不正に使って利益を得たとするならば、いかがわしさしか感じない。検察側の筋立てが真実か否か、全面対決となりそうだ。本件は、単純収賄でなく、受託収賄での嫌疑で、検察側の立証のハードルは高い。コンサル料が賄賂に該当するか、組織委員会の職務との関連性、請託の内容を特定できるか等、争点は多岐にわたる。一昔前は、贈収賄のような密室での犯罪は、客観証拠が残らず、当事者の供述が頼りだった。特捜部の調べは7月頃から始まって、1か
日経電子版「Think!」は、各界のエキスパートが注目ニュースにひとこと解説を投稿する機能です。8月12~19日の記事では、弁護士で東京国際法律事務所の代表パートナー、森幹晴さんが「五輪組織委元理事を逮捕」を読み解きました。このほか「大学入試」「終戦の日」といったテーマの記事に投稿が寄せられました。振り返ってみましょう。(投稿の引用部分はエキスパートの原文のままです)東京五輪・パラリンピックから1年。東京地検特捜部が大会を巡る不透明な資金の本格解明に乗り出した。大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)は容疑を否認し、徹底抗戦の構えだ。】五輪が不正疑惑に発展した。偉い人が利権を不正に使って利益を得たとするならば、いかがわしさしか感じない。検察側の筋立てが真実か否か、全面対決となりそうだ。本件は、単純収賄でなく、受託収賄での嫌疑で、検察側の立証のハードルは高い。コンサル料が賄賂に該当するか、組織委員会の職務との関連性、請託の内容を特定できるか等、争点は多岐にわたる。一昔前は、贈収賄のような密室での犯罪は、客観証拠が残らず、当事者の供述が頼りだった。特捜部の調べは7月頃から始まって、1か月余りと短期間での逮捕となった。高橋氏は一貫して否認とあるので、関係者のメール等の記録などの証拠が存在する可能性がある。全容解明を期待したい。新年を待たずに合格を決める「年内入試」が主流になり、受験生の3分の2が第1志望の大学に進む――。受験地獄といわれた入試環境が18歳人口の減少で激変し、偏差値で大学が序列化される時代が終わろうとしている。】入試制度については、選抜試験で計測されている能力、選抜後の大学での成績や卒業後の進路、入試にかかる費用や負担など様々なデータをきちんと見た上で設計すべきであり、自分の周辺の半径5mで起こった経験談や昔取った杵柄が判断の根拠になるべきではない。プリンストン大の学長だった経済学者ボーウェンが書いた"Crossing the Finish Line: Completing College at America's Public Universities"ではSATやGPAなど入試の時点で得られる情報が、どの程度、入学後の成績、4年での卒業率、卒業後の成果を予測できるのかを詳細に分析している。
東京都、五輪組織委員会の税金の 無駄遣い。 辺野古埋め立ての経費=税金が いくらになるのか❓ 共通点 時間が経過と共に ほぼ自動的に金額が膨れ上がる。 その理由説明が詭弁。 マスコミがそれを追求しない。 そして嘘が信じられる情報となる。
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