ビートたけしが書き下ろした恋愛小説を実写化。映画の舞台あいさつとしては１０年ぶりに大阪にやってきた二宮は「僕的には毎年来ているつもりだったんですけどね。久しぶりに新幹線で新大阪に着いて、懐かしかったです。ずっと飛行機で行ったり来たりしていた時期があったので、すごい新鮮っていうか、懐かしく感じながら、お邪魔しました」と笑顔であいさつした。
劇中には大阪支社の場面もあり、なにわ男子・藤原丈一郎、お笑いタレントの宮川大輔とも共演した。二宮は「そうそう、なにわ男子の宮川大輔くんとは一緒に…」とボケて笑いをとりつつ「大輔さんがアドリブとかいっぱいしてくれたんですけど、本当に全カットです」と撮影の裏側を暴露。タカハタ監督も「１個もないです。すごい盛り上がって面白かったんですけど、全カットしました」と明かした。 初共演の今井隆文は二宮の役者としての距離の取り方に感激。「こんなに懐に入ってくる人いるんだって。それがナチュラルにできる俳優さんは見たことないです」とべた褒め。同期の設定だったため、やり取りも多かったそうだが「そんなやりとりもカットされています」と笑わせた。
６日に公開し、１週間が経過した。これからまた、２度、３度と見るポイントにタカハタ監督は「二宮和也さんは、シリアスなシーンの時に息を止めています。やってるので、使いたくなる」と、二宮の呼吸を挙げた。二宮は「東京とかに遊びに来る機会があったとしたら、東京のど真ん中で撮っていたので、各地を回って欲しいです」とアピール。今井も「パンフレットを購入していただければ、（撮影場所が）全部載っています」と聖地巡礼をおすすめした。 最後の締めを任された二宮は「人と人とのつながりや、そこにある温かいものを感じ取っていただけているのかなと思っています。いろんな人たちに共感できる部分もたくさんあると思いますので、また楽しんでいただければ。ありがとうございました」と笑顔で感謝の言葉を述べた。ジャニーズ事務所の性加害問題については言及しなかった。
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