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丸い形が「たまらない」 恩師から譲り受けたワーゲン 半世紀近く経ても快走 貴重な「沖5ナンバー」 地域の話題 沖縄県浦添市 復帰50年 okinawa 沖縄

沖縄県浦添市の山城豊さん(55)が所有する乗用車フォルクスワーゲン・ビートルは本土復帰翌年の1973年に車両登録された。高校時代の恩師から譲り受けた愛車が半世紀近くを経ても元気に走っている。「愛嬌(あいきょう)のある丸い形と空冷エンジンが載った車特有のバタバタという音がたまらない」。36年間連れ添った相棒に今もぞっこんだ。山城さんは宜野湾高校2期生で陸上部に所属していた。顧問だった恩師は、的確な指導で全国大会優勝者を育て上げた名監督。部活を終えると生徒を自宅まで送り届けることもしばしばだった。山城さんは送ってもらうたびに「先生、この車ちょうだい」と軽口をたたいていたという。翌日、冗談めかして値切ってみた。「先生、9万円だったよね」。恩師は「そうだったか?」と言っただけで商談は成立。その時、恩師はにこにこと笑っていた。後に妻となる容子さん(54)とのデートの最中、エアコンから白い煙が上がり、視界が遮られ慌てたこともある。おかげで基本的な整備の技術を身に付けた。オイル交換もキャブレター調整もお手の物。この15年ほどは大きなトラブルはない。4度の板金修理や塗装、5年前にはエンジンを載せ換えた

沖縄県浦添市の山城豊さん(55)が所有する乗用車フォルクスワーゲン・ビートルは本土復帰翌年の1973年に車両登録された。高校時代の恩師から譲り受けた愛車が半世紀近くを経ても元気に走っている。「愛嬌(あいきょう)のある丸い形と空冷エンジンが載った車特有のバタバタという音がたまらない」。36年間連れ添った相棒に今もぞっこんだ。山城さんは宜野湾高校2期生で陸上部に所属していた。顧問だった恩師は、的確な指導で全国大会優勝者を育て上げた名監督。部活を終えると生徒を自宅まで送り届けることもしばしばだった。山城さんは送ってもらうたびに「先生、この車ちょうだい」と軽口をたたいていたという。翌日、冗談めかして値切ってみた。「先生、9万円だったよね」。恩師は「そうだったか?」と言っただけで商談は成立。その時、恩師はにこにこと笑っていた。後に妻となる容子さん(54)とのデートの最中、エアコンから白い煙が上がり、視界が遮られ慌てたこともある。おかげで基本的な整備の技術を身に付けた。オイル交換もキャブレター調整もお手の物。この15年ほどは大きなトラブルはない。4度の板金修理や塗装、5年前にはエンジンを載せ換えた。これまで修理に250万円以上を費やしたが山城さんは「新車を10年で乗り換えるより、はるかに安上がり」と胸を張る。

 

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