【北京時事】中国では電気自動車(EV)の普及が進み、国産メーカーが市場シェアを伸ばしている。国内EV最大手の比亜迪(BYD)などは輸出も拡大。世界各地で日本メーカーのシェアを侵食しつつある。だった。2022年に輸出世界首位だった日本は16.4%増の277万台にとどまり、通年でも中国が首位となる公算が大きい。
中国政府は10年以上前から補助金や、都市部でのエンジン車購入規制などを通じてEV産業の育成に注力。多くのメーカーが参入し、技術の蓄積が進んだ。ただ、市場競争は急速に激化。値下げ合戦に追いつけず、経営破綻するケースも増え、「各社は海外市場に目を向けるようになった」(業界関係者)。 中国勢が強みとするのは安さや技術力に加え、デザイン性の高さだ。北京市の30代女性会社員は「おしゃれさは(購入判断の)重要な要素だ」と強調。4月に開催された上海モーターショーでも利便性に加え、デザイン性を競う展示が目立った。 日本勢が牙城としてきた東南アジアでも中国メーカーの存在感が高まっている。タイでは政府の販売支援策を追い風に、EVがじわり浸透。中国メディアによると、1~6月に販売されたEVの7割は中国メーカー製だった。BYDは3月、工場建設にも着手した。インドネシアやラオスなどでも中国製EVが目立つ。
中国製EVを巡っては、欧州連合(EU)欧州委員会が不当な補助金支援を受けていないかどうか調査を始めるなど逆風も吹き始めている。だが、中国EV大手関係者は「アフリカや中東でも販路拡大を急ぐ」と強調。先行きに自信を見せている。
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