中国で人気急上昇したインターネット検閲回避アプリが突然削除される

  • 📰 gigazine
  • ⏱ Reading Time:
  • 29 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 15%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

中国で展開していた「Tuber」と呼ばれるブラウザアプリは、インターネットにおける中国政府の厳しい検閲を回避することができるアプリとして中国国内で話題を呼び、人気を集めていました。しかし、2020年10月10日に何の前触れもなくTuberは使用不可となり、アプリのダウンロードページも完全に削除されることとなっています。

を使用せずにアクセスを可能にするアプリです。中国でVPNを使わず政府の検閲をかわすことができるツールはこれまでも存在していましたが、中国国内のメディアが「中国のインターネットが開放されたことを示すアプリだ」とTuberを絶賛したことから、ダウンロード数が急増しました。

TuberはAndroid向けのアプリとして2020年9月下旬からサービスが始まり、Huaweiが運営するアプリストア・AppGalleryのみで配信され、500万回以上ものダウンロードを記録しました。中国国内で規制されているウェブサイトにアクセスできることがTuberの大きな魅力でしたが、一部のコンテンツは閲覧が制限されていたとも報告されています。例えばTuber経由でYouTubeから習近平国家主席の名前を中国語や英語で検索すると、上海やマカオなどのテレビ局と思われるアカウントがアップロードした7つのムービーしか見ることができなかったとのこと。 中国で人気を得つつあったTuberですが、2020年10月10日に使用不可となり、AppGalleryからもダウンロードページが完全に削除されています。同じく中国のアプリストアであるAppInChinaの最高経営責任者、リッチ・ビショップ氏は「おそらく中国政府がHuaweiに削除を依頼したのでしょう」と語りました。などを用いてインターネットを厳重に管理しており、多くの企業は政府から政策に批判的なコンテンツを検閲・削除することを求められています。この検閲を掻い潜るTuberの存在が、中国政府にとって都合が悪いと判断されたために削除されたと考えられています。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

開発者もこの世から削除だな。

「検閲回避していいのか?」 「いいぞ、どんどん使え」 「これより検閲を開始する!」 っていう流れなのか?つまりそういうことなのか??

記事全文読むと、Huaweiや中国当局のうっかりミスてより、むしろ国民に向けた不穏分子に対する所在確認の為に中国当局が仕掛けた罠に見えるのですが。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 80. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し