泣きながら話す社長の姿を見て、社員の心境にも変化が
:庄子さんたちは、「帳簿はどうなってんの?」「社長はどうしたいの?」「私たちのことをどうしてくれるんですか?」と責めていたわけじゃないですか。(会議の)後半の社長の泣きながらの話は、庄子さんたちにはどんな感じで聞こえてたんですか?その時、私も経理や経営についてぜんぜん勉強してなかったので、「私が出してた見積もりってどのくらいの利益がある仕事なんだろう」ということも考えなかったですし、製造で円滑に仕事が流れるようなフローの知識もなかったし、そういうふうにしようとも思ってなくて。 仕事をどんどん投入しているような状況の中で、私たちも知識をつけて「会社を良くしよう」「自分たちも主体的にやっていこう」と思えば、みんなどんどん良くなっていくんじゃないかな? っていうのは、その時に思いましたね。:そうですね。やっぱり、私も会社を良くしたいと思ってたし、社長も思っている。ゴールは一緒なんだけれども手法が違うので、社員からの立場で会社を良くしていくにはどうしたらいいのかなと、いろいろ考えて。「じゃあ、私は経理や経営の勉強しようかな」って思ったり。
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