三菱重工業 は、世界大手セメントメーカーであるハイデルベルク・マテリアルズ社(Heidelberg Materials)から、同社が カナダ ・アルバータ州エドモントンに有する既設 セメントプラント 向けの CCUSプロジェクト に関する 基本設計 (FEED:Front End Engineering Design)を受注しました。 セメント産業 分野にとって世界初となるフルスケールのCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)実用化を目指します。
今回のFEEDは、カナダでCO2回収やクリーン燃料事業を担う三菱重工グループのMHI Low Carbon Solution Canada,ULC.(MHI-LCSC)と北米の大手建設・エンジニアリング会社であるキーウィット・エナジーグループ(Kiewit Energy Group Inc)がコンソーシアムを組成し、受注したものです。実施に当たっては、当社が関西電力株式会社と共同開発した独自のCO2回収技術である「Advanced KM CDR Process(TM)」および吸収液「KS-21(TM)」を活用します。 ハイデルベルク・マテリアルズ社は、既存の施設にCCUS技術を導入することで、エドモントンに世界初のフルスケールのネットゼロセメント工場を稼働させる予定です。このプロジェクトにより、最終的には22万台の自動車の年間CO2排出量に当たる年間100万トンのCO2を回収することが可能となります。ハイデルベルク・マテリアルズ社は、カナダ政府の補助金制度の締結を条件とし、2024年中に同プラントへの投資に関する最終決定を行う予定です。三菱重工グループは、1990年から関西電力株式会社と共同でCO2回収技術KM CDR Process(TM)やAdvanced KM CDR Process(TM)の開発に取り組んでいます。2024年4月現在、これらの技術を用いたプラントを16基納入しており、さらに2基を建設中です。Advanced KM CDR...
三菱重工業 カナダ セメントプラント CCUSプロジェクト 基本設計 セメント産業 CO2回収 クリーン燃料
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: game_watch - 🏆 121. / 51 続きを読む »
ソース: PRTIMES_BIZ - 🏆 115. / 51 続きを読む »
ソース: PRTIMES_LIFE - 🏆 39. / 63 続きを読む »
ソース: PRTIMES_TECH - 🏆 113. / 51 続きを読む »
三菱重工業、脱炭素株に変身 異例の「買い推奨」9割三菱重工業への評価が一変している。アナリストの9割が買い推奨に転じる異例の状況で、株価は26年半ぶりの高値を付けた。理由は防衛予算の拡大やロケットの打ち上げ成功だけではない。気候変動対策に適するとの欧州の「お墨付き」を得た天然ガス発電分野の業績貢献が高まり、脱炭素銘柄としての成長期待が膨らんでいる。「買い推奨がここまで多いのは記憶にない」。長年、三菱重をみる機関投資家の一人は驚く。QUICK・
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »
ソース: cnet_japan - 🏆 100. / 51 続きを読む »