三島由紀夫・松本清張・寺山修司らが記した五輪の記憶

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東京五輪が7月23日に開幕する。日本の作家はこれまでも、世界各地の五輪で観戦記や随筆などを記してきた。古くは1920年代から、多くの大会で感動や不安、疑問などを書き残し、日本人の本音をも映してきた。計3回の連載で振り返る。作家が記した五輪の記憶(上) 戦争の不安 祝祭に影~杉本苑子・石川達三らまずは1964年東京大会について、多くの作家の言説をまとめた「東京オリンピック」(講談社文芸文庫)から、当時の作家の思いを見つめる。「二十年前のやはり十月、同じ競技場に私はいた。女子学生のひとりであった。出征してゆく学徒兵たちを秋雨のグラウンドに立って見送ったのである」。64年五輪の開会式に立ち会った歴史小説作家、杉本苑子のこの一文は、五輪を語った言葉の中でもよく知られている。……続きを読む

1964年東京大会以外の五輪でも、日本の作家は多くの言葉を残している。鎌倉文学館(神奈川県鎌倉市)は、2019年10~12月に特別展「オリンピックと文学者」でこれらを紹介した。現在も、一部をミニ特集として展示している(9月20日まで)。 同館によれば、谷譲次の「新世界順礼」が、日本の作家が五輪について書いた最初期のものだという。谷は出版社の特派員として欧州を巡り、28年アムステルダム五輪など旅での見聞を雑誌に寄稿している。谷は林不忘、牧逸馬のペンネームでも活躍した作家で翻訳家。「丹下左膳」の生みの親でもある。…….

1964年東京大会以外の五輪でも、日本の作家は多くの言葉を残している。鎌倉文学館(神奈川県鎌倉市)は、2019年10~12月に特別展「オリンピックと文学者」でこれらを紹介した。現在も、一部をミニ特集として展示している(9月20日まで)。 同館によれば、谷譲次の「新世界順礼」が、日本の作家が五輪について書いた最初期のものだという。谷は出版社の特派員として欧州を巡り、28年アムステルダム五輪など旅での見聞を雑誌に寄稿している。谷は林不忘、牧逸馬のペンネームでも活躍した作家で翻訳家。「丹下左膳」の生みの親でもある。……

 

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