1軍帯同で肉体強化に励んだ昨季は公式戦登板なし。プロ2年目を迎える163キロ右腕が、いよいよマウンドの権利をつかみに行く。オンライン取材に応じた井口資仁監督(46)からは「開幕」「戦力」と同時に「競争」というフレーズも飛び出した。井口監督にとって、佐々木朗はもうゴールデンルーキーではない。優勝への1軍戦力候補の1人、と捉える。「キャンプ前半からしっかりブルペンに入れると(トレーナー報告を)受けているので」。キャンプイン2週間前のこの日、満を持して1軍に決めた。
2年連続の1軍スタートだが「昨年と今年では大きく違うところは、朗希の体が仕上がっているところ」と言う。「今年に関しては戦力という形でしっかり開幕からどう行けるか、というのを判断したいです」と選出理由を明かした。 開幕、戦力…野球界がワクワクする言葉が並ぶ。背景にはチーム事情もある。順調ならば美馬、石川ら先発5人まではほぼ固い。問題は6人目。種市が右肘のトミー・ジョン手術のリハビリで復帰は来季となる見通し。チェン・ウェインは退団し、阪神に移った。 2人は昨季、先発で合計約73イニングを投げた。143試合換算なら約87イニング。6回まで投げるとすれば、15~16試合分を埋められる先発新戦力が必要になる。佐々木朗にも当然期待がかかるが、指揮官にリップサービスはない。「ドラフトで入った大卒選手も含めて今回1軍に入っているので、しっかりと先発も含めて争ってもらいたい」と、ルーキー鈴木らとの激しい競争が待つ。
昨年は2月13日に初めてブルペンに入り、初めて18・44メートルで捕手が座ったのは同27日。今年は違う。11日予定の紅白戦に登板できるよう、ライバルたちと同様に調整する。試合に投げない高卒新人がほぼ通年で1軍帯同し、肉体強化を図る-。これまでにないような育成方針の成果を、示し始める1年になる。◆佐々木朗の昨春キャンプ...
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »