ロッテは13日、本拠での楽天戦(ZOZO)に3―5と敗戦。2―2の9回から登板した守護神・益田直也投手(33)が1死も取れないまま降板。いきなり無死満塁のピンチを迎えると、岡島に左中間を破る適時二塁打を浴び5敗目を喫した。
11勝目を狙う先発の種市は4回までノーヒットピッチング。初回に島内を見逃し三振、2回は辰巳から空振り三振、3回には小郷を空振り三振に仕留めると、奪三振リーグトップの山本由伸(オリックス)を抜く146奪三振を記録した。しかし7回、2死三塁から岡島に勝ち越しとなる左前適時打を浴び落胆。打球が三遊間を抜けると、思わず天を仰いだ。それでも7回を投げ切り許した安打は3本のみ。奪三振3、与四球1の2失点で101球の熱投を見せた。 好投する種市を援護したい打線は5回、7回と2死満塁のチャンスを得たがブロッソーが2度とも凡退。白星をつけることは出来なかったが8回、2死二、三塁から中村奨のボテボテの当たりが投ゴロ適時失策を誘って、ようやく同点に追いついた。
だが9回、3番手の守護神・益田が無死満塁のピンチを迎えると岡島に左中間を破る適時二塁打を浴び意気消沈。1死も取れないまま降板となり、0/3を3安打3失点(自責点1)で5敗目。降板後はベンチから遠くを見つめる姿もあった。
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