Q2は2リットルディーゼルを搭載しているが、これはBセグメントとしてはかなりイレギュラーな措置だ。そのQ2、邦価をみれば高いと思われるかもしれないが、本国価格にユーロ高をあてがってみれば、大バーゲンともいえる値札となっている。言い換えれば3万ユーロ前後の価格帯では儲けることが難しい、プレミアム勢はBEVシフトの中でそういう轍に嵌っているともいえる。LBXはこなれたHEVを最大の武器に、そこで戦おうというわけだ。搭載されるのは1.5リットル3気筒ユニットをベースとするハイブリッドシステム。その原型は欧州でも販売されている『ヤリスハイブリッド』のそれだ。バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載するという点でいえば、日本で販売されている『アクア』に最も近いコンポーネンツということになるだろうか。が、そこはレクサスの看板を背負うだけあって、LBX用に徹底的にリファインが施されている。
出力を向上させたモーターと一体型となるトランスアクスルを採用、組み合わせられるエンジンは一次バランサーを組み込み…と、パワートレインはハードウェアからしてアクアやヤリスとは別物だ。システム総合出力は136ps、0-100km/h加速は欧州仕様で9.2秒と、動力性能的には充分なレベルといえるだろう。そのぶん、CO2排出量は103g/kmとヤリスハイブリッドの85g/kmには及ばないが、数値的には現地のAセグメント以下と、環境性能的な説得力は非常に高い。 別物といえばシャシー回りも徹底的に手が加えられている。ベースとなるのはヤリス系が用いるGA-Bプラットフォームだが、フロントカウルやインパネ部の補剛、リアゲート開口部の環状構造化、レインフォースやセンターピラーのホットスタンプ材使用などの剛性強化に取り組んでいる。加えて生産側でもスポット溶接の短ピッチ化や構造接着剤の多用と共に、前席回りには高減衰仕様の接着剤を用いて室内のアコースティックを整えるなど、レクサスならではの工夫も加えられる。
フロントサスはジオメトリーから新設計したマクファーソンストラットを採用、スタビリティの向上やアンダーステアの低減に寄与している。リアサスは駆動方式によってトーションビームとダブルウイッシュボーンを使い分けている。ちなみにホイールベースはGA-B系のヤリスシリーズともアクアとも異なる2580mmだ。
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