高性能計測機器を使って持ち球のデータを随時チェックしながら、30球を丁寧に投げ込み、ボールの精度を確認。直球とスプリットを軸に、メジャー昇格を目指すサバイバル競争に打ち勝つためのピッチング構想も見えてきた。
高性能計測機器が設置されたブルペンには、2人のスタッフが随時収集されたデータを提示。上沢、モンカダ・ベンチコーチ、寺嶋通訳が1球ごとに集まり、データ解読。握りや腕の角度を確認しながら、投げ込んだ。「時間が限られている。実戦で試しながら投げていくことは出来ないので、僕は。結果を出さないといけないので、自信のあるボールを多く投げることが増えていくのかなと思う」 開幕に焦点を合わせれば良かった日本ハム時代とは違い、オープン戦が始まれば、即、結果が求められるのが、招待選手の立場。今キャンプで計34人いる招待選手は、オープン戦序盤から、ふるいに掛けられ、3月中旬頃から通常「カット」(マイナーキャンプ行きや戦力外通告)が始まり、みるみる減っていく。上沢も登板機会が与えられたら、失敗は許されない。限られた時間で、投球スタイルを確立するため、豊富な持ち球の中から、即効性のある球種を磨く作業が始まった。
「まずは、しっかりスプリットをコントロール出来るように、安定したスポットを意識した」と上沢。スプリットの使い方については「ストライクも取りたいし、追い込んでからも投げたい。追い込む前にスプリットでストライクが取れたら、なおさら高目の直球と見分けがつき辛くなると思う」。勝負球だけではなく、浅いカウントでも、高目からストライクゾーン内に落ちるスプリットを投げ、高目の直球と幻惑させるのが、狙いだ。 スライダーの軌道修正にも着手。「カーブと若干軌道が似ていたので、スライダーの変化を横にし、カーブとのコントラストを出す方が、いいんじゃないかと話した」とモンカダ・ブルペンコーチ。上沢の能力を最大限に引き出すための試行が進んでいる。
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