2勝2敗の5位にとどまる明大は、リーグトップの打率3割6分4厘を誇る攻撃力を生かし切れずにいる。第2週の東大戦こそ、大勝で連勝したが、翌週の慶大戦に連敗。いずれも競り負けた。田中武宏監督(60)は「球際の差が出た」と指摘した。2回戦では内野の失策が続出。失策はつかなくても、際どい打球を処理できない場面もあった。一方で、2点を先制された直後の初回2死三塁では、上田希由翔内野手(2年=愛産大三河)の中前に落ちそうな当たりを、相手の中堅手・渡部遼の好捕に阻まれた。打力は間違いないだけに、守備が巻き返しのカギとなる。
対照的に、法大は自慢の投手力を生かせずにきた。三浦銀二(4年=福岡大大濠)山下輝(4年=木更津総合)と右左のエースを擁しながら、打線が援護できない試合が続いた。特に、三浦は3カード全て1回戦に先発し、いずれも完投。防御率1・73と安定しながら、1勝1敗にとどまる。前回の早大2回戦で、ようやく12安打5得点。打線の上向きを継続できるかが、カギとなる。立大は、ここまでリーグ唯一の負けなし。試合数が少ないため、ポイントで慶大を下回る2位だが、17年春以来の優勝へ向け好スタートを切った。チーム防御率2・00はリーグ1位、チーム打率2割9分は同2位と、投打ともバランスよく好調をキープ。先発完投のエースや、本塁打を量産するスラッガーがいるわけではない。まさに全員野球で白星を重ねる。その中でも、宮海土投手(3年=国学院栃木)に注目したい。全4試合に抑えで登板。計8イニングに投げ、被安打は2本のみ。防御率0・00を続ける。勝利の方程式ができている。
最下位にあえぐ東大は、先週の慶大戦は守備が大きく乱れた。1回戦で1失策、2回戦では5失策を数えた。2回戦は先発の西山慧投手(3年=土浦一)が3回まで2安打無失点と好投していたが、4回に味方の2失策があり3失点で降板。井手峻監督(77)は「西山がせっかくいい投球をしてくれた。ミスをなくす練習をしているが、まとめて出てしまう。守りを積極的にできなかった」と悔やんだ。もう1度、引き締めたい。
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