全長286キロのうち、山梨県、静岡県、長野県にまたがるのが総延長25キロの南アルプストンネル。南アルプストンネルのうち、山梨側の工事は2015年8月にJR東海が業者と契約を結び12月に着工。長野側は2016年2月に契約を締結し、11月に着工しました。
一方、山梨と長野の間に位置する静岡県での工事は2017年11月に契約が結ばれましたが、環境への影響を懸念する静岡県の川勝平太知事の理解を得られず、6年以上が経ったいまも着工の目途は立っていません。現時点で、未着工は静岡工区だけです。 品川~名古屋間の当初の開業目標は「2027年」。静岡工区では当初、10年間の工事を想定していましたが、いまだ着工の目途が立っていないことに加え、標高3000メートル級の南アルプスを貫くこのトンネルは、地表からトンネルまでの深さ(土かぶり)が過去のトンネル工事では類を見ない最大1400メートルに達し、屈指の難工事が予想されることから、今後速やかに工事が行われたとしても2027年の開業は絶望的となっています。
JR東海の丹羽俊介社長もこうした背景を踏まえ、これまで2027年の開業は「困難」という表現をしていて、去年12月、国に提出した駅の工事などに関する認可申請書でも、開業時期を「2027年」から「2027年以降」と改めました。 JR東海は申請書で、具体的な開業時期を明記せず2027年「以降」とした理由について、現時点で新たな開業時期を見通すことができないためとしていて、「27年の開業を断念したものではなく引き続き早期開業を目指す」としていました。
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