その名はレヴエルト。もちろんランボルギーニの伝統的なネーミング手法にのっとって、それは闘牛の名前だ。1880年8月1日にバルセロナで戦った闘牛レヴエルトは、その最中に何度も柵を越え所構わずムチャクチャに暴れ回った。レヴエルトとはスペイン語で“かき混ぜる”の意。新時代のハイブリッドスーパーカーの名として、なるほどそれはふさわしい。実際にプロトタイプを間近に観察すると一見複雑そうに見えたラインがすべて考え抜かれたものであることが分かる。直線的な処理が多いように見えて実はふくよかさをたたえているあたり、「カウンタック」と共通する美点だ。感心しつつ眺めているとチェントロ・スティーレの主(あるじ)であるミッティア・ボルカート氏が筆者をリアエンドへと手招きした。
「このアングルからのデザインがとても好きなんだ!」。上方排気の先をたどると、エンジンがむき出しになっている。覆いがない(炭素繊維強化プラスチック<CFRP>製フードは存在する)ため、この手のモデルとしては大きめのリアウィンドウとなっていて、コックピットをよく見通せるのだ。「エイリアンがこちらを見つめ返しているように見えるだろ?」。ミッティアが無邪気な笑いをみせた。ちなみにリアスポイラーは速度に応じて3段階に可変する。 ボディーカラーは現時点では8色(ビアンコシデラーレ、ブルオケアノス、ヴェルデヴァイパー、アランチオアポディス、ジアッロクンタッチ、ヴィオラパシファエ、グリジオアチェソ、ヴェルデタービン)のスタンダード仕様が用意されているが、もちろんスペシャルオーダーも可能だ。ちなみにミッティアのお気に入りはつや消し緑のヴェルデタービン。周りをブラックアウトしたY字ヘッドライトがフロントマスクの特徴だが、ライト下の黒い部分をボディー同色とすることもできる。逆にサイドドア前のフラップを黒にすることも可能。
「背の高いユーザーが多いので車高を少し上げたんだ。ルーフ形状と相まって室内高は握り拳ひとつぶん(24mm)広くなった。ヘルメットをかぶっても大丈夫なようにね。ドアの開閉についても、もう少し外に向けて開く。サイドシルはドア側に付けたから乗り降りもしやすくなっているよ」
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