負ければ2大会連続の8強入りが大きく遠のく一戦で、日本が世界に誇るFW第3列がトライを重ねた。
最初のトライは前半13分だ。敵陣ゴール前まで攻め込み、短いパスを受けたFLピーター・ラブスカフニ(愛称・ラピース)が球をインゴールにたたきつけた。防御するサモアの選手たちが、横にいた主将のNO8姫野の動きに気を取られた隙を突いた巧みなプレーだった。 同32分には展開攻撃から左側の大外で待ち構えていたFLリーチマイケルがトライ。後半9分にはラインアウトからのFWが一体となったモールで姫野和樹がトライを挙げた。リーチが「バックロー全員がトライできて良かった」と破顔すれば、姫野も「速いラグビーでスペースにアタックするのが大前提であり、その質が上がっている。その中でFWが3トライを取れたことはすごくうれしい」と手応えを語った。
攻守のキーマンとなるFW第3列は、メンバー争いの最激戦区だ。W杯直前には、危険なタックルによる出場停止処分を受けたリーチやラブスカフニが不在の試合もあった。その間に、若手の下川甲嗣や福井翔大がアピールし、LOジャック・コーネルセンもこのポジションを務めた。それでもジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)が「ベスト」と信頼を置き、イングランド戦から2試合連続でFW第3列に並べたのは、実力と経験値を兼ね備えるリーチ、ラブスカフニ、姫野の3人だった。 勝負のアルゼンチン戦へ、「大きく変える必要はない。一貫性を持って、いい準備をしていくことが一番大切になる」と姫野。世界にも引けを取らないFW第3列が躍動すれば、おのずと決勝トーナメント進出が近づいてくる。(井上雄太)
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