２０１２年にホワイトソックスのフィリプ・ハンバー、ジャイアンツのマット・ケイン、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデスと史上最多１シーズン３度達成された以来となる大リーグでの完全試合まであと２イニングだった。ドジャースの歴史では１９６５年のサンディ・コ―フォックスに次ぐ２人目になるところだったが、ベンチはエースを降板させた。
キャンプが短かったこと、この日がカーショーにとって今季初登板だったことで、配慮された模様。地元紙の取材に対し、カーショーは７回で降板となったことについて「球数が１００球にならないことはわかっていた。そこで降板するのはつらいこと。僕たちは勝つためにここにいる。正しい選択だったんだ」と話した。「責めるべきなのは（大リーグ労使交渉の）ロックアウト、責めるべきなのは３か月も自分がボールを（オフに）握らなかったこと」とも話した。 カーショーは７回を終えた時点で女房役のバーンズをハグをして、「ソーリー」と謝ったという。エースとしてバーンズにノーノ―、または完全試合の経験をさせたかったが、自身のコンディションが９イニングを投げるのに耐えられないと感じていたことによっての謝罪だったようだ。カーショーはこの日、速球、変化球ともにキレがあり、１３三振を奪っていた。また８回からマウンドに上がった２番手・ベシアが１死後にサンチェスに右前安打を許し、継投での完全試合の達成もなかった。
落合博満さんも苦笑い❓😅
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