首位レアル・ソシエダを勝ち点3差で追いかける2位ユナイテッドは、立ち上がりからシェリフを圧倒。出場拒否などで渦中のクリスティアーノ・ロナウドが先発メンバーに名を連ねる中、チームもC・ロナウドに点を取らせようとする意図が感じられた。GKコヴァルの好守にも手を焼いていたユナイテッドだったが、迎えた44分、エリクセンの左CKをニアサイドのダロートが頭で合わせ、ユナイテッドが均衡を破った。
後半、1点リードのユナイテッドはリサンドロ・マルティネスとアントニーを下げてマグワイアとラッシュフォードを投入。58分にはペナルティーエリア手前で前を向いたC・ロナウドが得意のカットインから右足を振り抜く。完全に自分の形に持っていったが、これは枠を捉え切れず、ゴール右へと外れてしまう。 さらに62分、ラッシュフォードの浮き球パスをB・フェルナンデスが頭で落とし、最後はC・ロナウドが押し込んでネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの旗が上がり、フラストレーションを溜めていたC・ロナウドはボールをゴール裏に大きく蹴り上げてしまう。前半シュート0本に終わったシェリフは後半も守勢が続き、まったくシュートチャンスを作ることができない。
待望の瞬間が訪れたのは81分、右サイドからのB・フェルナンデスのクロスをゴール前のC・ロナウドが頭で合わせると、GKコヴァルがかろうじてはじくも、こぼれ球をC・ロナウド自ら押し込みようやくネットを揺らすことに成功。3-0と突き放した。
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