現在35歳のマレーは試合後、自身の将来に対する懐疑的な声が間違っていると証明することにモチベーションを見いだしているとして、「前進してどこまで行けるか見ていきたい。それがモチベーションになるし、興味がある」とコメント。
さらに、「二度とプレーできないだろうとか、ボールは打ててもプロとしてはもう無理だとか、大勢の人から言われた」と明かし、「それはナンセンスだったことが分かった。どれほどトップの近くまで戻れるか見極めたい。それがモチベーションだ」と語った。 2019年には人工股関節の手術が必要になり、一時は現役引退に向かっているかと思われたマレーは、そこからキャリアを着実に立て直している。昨季は世界ランク134位で終えたものの、同51位で臨んだ今大会での結果を受け、大会後にはトップ40復帰に迫るとみられている。 マレーは「5、6年前の動きや体力は持ち合わせていない。それは明らかだし、そうあることを期待すべきでもない」と認めつつ、「だけど、ショットなどに関しては、以前と同じようなショットを打つことを阻むものは何もない」と主張した。
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