OMこと上り調子のマルセイユを、ふたりのベテランが牽引している。今シーズン4人目の監督に就任するや、チームを快進撃へと導いた70歳の老将と、ELの通算得点ランキングでトップに躍り出た34歳のストライカーだ。(文:フランソワ・ヴェルドネ/訳:結城麻里 2024年4月4日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載・加筆)今シーズンのリーグ・アンは、若い監督が目立っている。スタッド・ドゥ・ランスのウィル・スティルは31歳、ニースのフランチェスコ・ファリオーリは34歳、トゥールーズのカルレス・マルティネスは39歳だ。こうした若獅子たちがベンチを仕切るようになった時代の流れに逆行するかのように、マルセイユは老将を頼りにして、苦しいシーズンを乗り切ろうとしている。
フランスの人々は、こう信じていたはずだ。歴戦のガセといえども、さすがにもう終わりだ。傷心のまま、いよいよ年金生活をスタートさせるに違いない、と。ところが、だ。マルセイユの監督に就任したガセは、予想外の好スタートを切り、フットボールの指揮官に年齢など関係ないと証明してみせている。 どん底のそうしたチームを救うには、南仏のモンペリエ生まれで、歌うような特有の訛りのフランス語を喋る百戦錬磨の監督を呼ぶしかなかったのだろう。実際にガセはそれこそバッグひとつでやってくると、瀕死のチームを救命してみせたのだ。 34歳となり現在のマルセイユで最年長のオーバメヤンは、70歳のガセと同様、「まだ終わっていない」ことを証明してみせた。実際に今シーズンのELでは10試合に出場し、10ゴールと得点ランキングの単独トップに立っている。今シーズンの10ゴールにより、オーバメヤンはELの歴代得点王ランキングでもトップに躍り出た。通算31ゴールで2位のヘンリク・ラーション(セルティック・グラスゴーなどで記録)、30ゴールで3位タイのクラース=ヤン・フンテラール(シャルケ04などで記録)とラダメル・ファルカオ(現ラージョ・バジェカーノ)を上回る、通算34ゴールだ。
昨年夏にマルセイユに新天地を求め、入団1年目のオーバメヤンはここまで公式戦42試合に出場し、25ゴールを挙げている。昨シーズンのサンチェスをすでに7ゴール上回っている計算だ。しかも、今シーズン記録した1試合で2得点はすでに7試合を数える。彼のこの記録を上回っているのはパリSGのキリアン・エムバペ(10試合)、バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケイン(10試合)、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランド(8試合)といった超大物たちだけだ。
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