フロリダ州マイアミでは、コンドミニアム全体のおよそ3分の2が築30年を超える。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の依頼で米不動産情報サイトのジロー・グループがデータをまとめた。同州の少なくとも7都市では、築30年のコンドミニアムが全体の約75%を占めている。
築年数の古い高層コンドミニアムの多くはビーチ沿いにあり、塩害腐食などで老朽化が加速している。そのため数千のビルが巨額の修繕費用を抱えている状況だ。しかも、どうその費用を手当てするかについては、ほとんど認識されていない。 フロリダ州で先月崩壊した「チャンプレイン・タワーズ・サウス」(築40年)の事故原因については、なお調査が進められている。今回の事故では、少なくとも95人が死亡した。2018年のエンジニアリング報告書によると、同建物はコンクリートの腐食や基礎の防水加工不備といった複数の問題が指摘されていた。...
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