ブラックボックスの解析作業を担うフランスの航空事故調査局（ＢＥＡ）は、操縦室のボイスレコーダー（音声記録装置）から回収したデータのダウンロードに成功したとツイッター上で発表した。ただ音声は聞いておらず、データはエチオピア当局に渡したという。米紙シアトル・タイムズは１７日、７３７ＭＡＸ機で採用された新制御システムＭＣＡＳに関するボーイングの安全性分析に複数の重大な不備があったと報じた。同紙がＦＡＡの現役および元エンジニアの話として伝えたところによると、ボーイングの安全性分析ではこのシステムの威力が過小評価されていたという。ＦＡＡは報道についてコメントを控えた上で、認証手続きについては既に発表済みとした。ＦＡＡはこれまでに、７３７ＭＡＸの認証は通常の手続きを踏んだと明らかにしている。３月１７日、米運輸省は、米連邦航空局（ＦＡＡ）による米航空機大手ボーイングの旅客機「７３７ＭＡＸ」承認について調査している。米ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）紙が関係筋の話として伝えた。ワシントン州レントンのボーイング社工場に並ぶ同型機。１１日撮影（２０１９年 ロイター／David...
ブラックボックスの解析作業を担うフランスの航空事故調査局（ＢＥＡ）は、操縦室のボイスレコーダー（音声記録装置）から回収したデータのダウンロードに成功したとツイッター上で発表した。ただ音声は聞いておらず、データはエチオピア当局に渡したという。米紙シアトル・タイムズは１７日、７３７ＭＡＸ機で採用された新制御システムＭＣＡＳに関するボーイングの安全性分析に複数の重大な不備があったと報じた。同紙がＦＡＡの現役および元エンジニアの話として伝えたところによると、ボーイングの安全性分析ではこのシステムの威力が過小評価されていたという。ＦＡＡは報道についてコメントを控えた上で、認証手続きについては既に発表済みとした。ＦＡＡはこれまでに、７３７ＭＡＸの認証は通常の手続きを踏んだと明らかにしている。３月１７日、米運輸省は、米連邦航空局（ＦＡＡ）による米航空機大手ボーイングの旅客機「７３７ＭＡＸ」承認について調査している。米ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）紙が関係筋の話として伝えた。ワシントン州レントンのボーイング社工場に並ぶ同型機。１１日撮影（２０１９年 ロイター／David Ryder）
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