WBC公式サイトによると、フェンテス氏は21年10月16日にメキシコ・カンクンで試合を行い、KO負けを喫した際に脳に血栓が発見されたという。カンクンで緊急手術を受けた後、メキシコシティに移送され約1年間にわたり療養とリハビリを続けていたが24日に息を引き取ったという。 WBCのマウリシオ・スライマン会長は公式サイトを通じて「モイの家族と多くの友人に心からの哀悼の意を表します。親愛なるチャンピオン様、安らかに眠ってください」とのコメントを発表した。
フェンテス氏は07年にプロデビュー。11年8月にWBO世界ミニマム級王者ラウル・ガルシア(メキシコ)に挑戦して判定勝利を収め王座を獲得した。13年9月にはWBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦を制して世界2階級制覇を達成した。 フェンテス氏は日本で世界戦のリングに上がった経験があり、16年12月に岐阜で行われた世界戦に出場。元WBO世界ミニマム級王者・田中恒成(畑中)とWBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い、5回TKO負けを喫し王座返り咲きはならなかった。 18年2月には沖縄でWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)に挑戦し1回TKO負け。同年9月には世界4階級制覇ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を対戦し5回KO負けを喫した。その後、3年以上リングから遠ざかっていたが21年10月に再起した。通算成績は25勝(14KO)7敗1分け。
すばらしい🥊ボクサーだった。残念でならない。安らかな、ご冥福を御祈り致します。合掌🛐
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