大舞台への思いが膨らんだのは、8年前のリオデジャネイロ五輪。400メートル個人メドレー決勝で萩野公介さんが金メダルを獲得した瞬間だ。「予選から全てのレースは(テレビで)見ていた」という憧れのスイマーは同じ栃木県出身。五輪に「絶対に出よう」と心に決め、平井伯昌コーチの教えを受けたくて萩野さんの母校でもある東洋大に今春進学した。
足踏みした時期もあった。この種目では昨年、世界選手権(福岡)代表選考会を兼ねた4月の日本選手権で4分24秒15にとどまり、無念の予選敗退。その3カ月ほど前に自己記録を4分12秒20まで伸ばしていただけに、ショックが大きかった。その他の種目も振るわずに代表権を逃し、人目もはばからず涙を流した。 「もう二度と、あの感じを味わいたくない」と胸に刻んで迎えた今年3月のパリ五輪代表選考会決勝。350メートル通過時点は3番手でも「死ぬ気で泳いだ」と持ち味の粘りを発揮し、4分10秒04の自己ベストをマーク。第一人者の瀬戸大也(CHARIS)を抑えて1位となり、切符をつかみ取った。 挫折を乗り越え、高校3年生で2012年ロンドン五輪に出た萩野さんに続き、初めての大舞台に挑む。12年前に先輩は銅メダルを持ち帰った。「今は僕が一番勢いがあると思っている。本番になってどうなるか分からないが、ちょっと見せたいな」。世界に名を売る意欲はある。
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