ホンダ、ＧＭと共同開発の次世代燃料電池システム外販へ－20年代半ば

によると、販売当初は年間2000基レベルを想定し、段階的に拡大していく。30年に同６万基、30年代後半に同数十万基レベルの販売を目指す。

脱炭素化の流れが加速する中、使用時に二酸化炭素（ＣＯ２）が発生しない水素に対する関心が高まっている。発電や輸送分野での利用拡大が見込まれており、国際エネルギー機関（ＩＥＡ）によると水素の需要は2050年までに現在の６倍に増加すると 水素と酸素の化学反応で発電し、そのエネルギーでモーターを回して走行する燃料電池車（ＦＣＶ）の分野ではトヨタが14年に世界初の市販車「ミライ」を発売。ホンダは16年に初の量産型ＦＣＶ「クラリティ・フューエル・セル」を計画 ホンダによると、ＧＭと共同開発する次世代燃料電池システムを搭載したＦＣＶは、24年に北米と日本で発売する。両社の知見やスケールメリットを生かした同システムは、クラリティに比べてコストを３分の１に、耐久性を２倍に向上することを目指す。

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