ホンダと日産が戦略的パートナーシップ検討で合意…2030年にトップランナーでいるために

  • 📰 gazoo_news
  • ⏱ Reading Time:
  • 53 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 24%
  • Publisher: 68%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

ホンダ(本田技研工業)と日産自動車は3月15日、自動車の電動化や知能化に向けた戦略的なパートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。車載ソフトウエアや電気自動車(EV)の中核部品を始めとする幅広い分野で協業を探るとしている。

自動車は3月15日、自動車の電動化や知能化に向けた戦略的なパートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。車載ソフトウエアや電気自動車(EV)の中核部品を始めとする幅広い分野で協業を探るとしている。ホンダの三部敏宏社長と日産の内田誠社長は同日都内で揃って会見した。三部社長は「環境対応技術、電動化技術、ソフトウエア開発などの領域に関する強化に向けて、日産とホンダ両社の強みを持ち合い、将来的な協業を見据えた検討が必要と考え、今回の合意に至った」と説明。

また内田社長は「市場の分断化が進む中で、電動化、知能化に必要な技術開発をすべて自社でやることは大変厳しい状況にある。私はこうした認識を三部社長と共有することができた。何ができるのか何をすべきなのか私たちは幅広い範囲で協業の可能性を探り、できることは速やかに決断して実行に移していきたい」と述べた。三部社長は「EVに関連した部品に関してこれから詳細を検討することになるし、それをどういう形でやっていくかとか、例えば共同研究会社を造るのかとか、これからの議題なので詳細はエンジニアも入って検討した結果として、どういう形が良いのかということを検討していくことになる。基本的にはウインウインの関係が成り立つことが大前提なので、その辺も含め、両社のシナジーが十分生かせる結論がでたら、形態も含めて決めていく」と明かした。

一方、内田社長は「具体的なワーキンググループに落とし込んで、どういった可能性、どういう範囲で、どのエリアでというものをこれから見ていきたいと思っている。その上でやはりどういった形が両社にとって良いのか、それが両社の成長につながるのかということを、極力短期間で、ある程度の方向を見出していきたい」と話した。 日産は企業連合を組むルノーや三菱自動車との間でさまざまな協業を進めているが、今回のホンダとの合意に関しては内田社長は「ルノーも三菱も我々のパートナーであり、アライアンスを次のステージに上げるということは何も変わらない。その中で今回ホンダとの可能性を論議するということなので、そこで例えば良い話、メリットが生まれれば、それは今関係している会社の方にもある程度の連携の可能性はある」との見通しを示した。またホンダもEVの開発を巡り、ゼネラルモーターズ(GM)やソニーとそれぞれ個別に取り組んでいるが、三部社長は「2030年の断面で我々はトップランナーでいたいという強い想いがある。もしくはトップグループと少なくとも伍して戦えるポジションに会社を置くためには、日産とのシナジーによる新しい価値を創造すること」が重要と指摘。

その上で「やはりスケールメリットは重要な観点だと考えている。とくに電動化、知能化は台数増によるコスト低減効果は非常に大きい。また開発についても両社の技術や技術アプローチを共通化していくことよって、開発費も含めた投下貸本の効率化、最大化を図ることができるともみている」と語り、日産との合意に期待を寄せていた。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 11. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

日産とホンダ、クルマの電動化・知能化に向け協業の検討開始 内田社長と三部社長が共同会見日産自動車と本田技研工業は3月15日、自動車の電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。日産自動車の代表執行役社長 兼 最高経営責任者の内田誠氏、本田技研工業 取締役 代表執行役社長の三部敏宏氏が共同会見を開催している。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »

運転席から助手席のシートが倒せた伝説の'デートカー'が22年ぶりに復活 ホンダ「プレリュードコンセプト」発表【ジャパンモビリティーショー】『東京モーターショー』から名称を変え、自動車業界だけでなく、さまざまなモビリティ関連企業・団体が一堂に会した4年ぶりの大型イベント『Japan Mobility Show 2023』(ジャパンモビリティーショー)。本田技研工業(以下/ホンダ)ブースで行われたプレスブリーフィングでは、かつて人気を博した『プレリュード』の、22年ぶりの復活を発表。...
ソース: oricon - 🏆 36. / 63 続きを読む »

「バイクのホンダ」はどこへ向かうのか? 注目度ナンバーワンはあの“折りたたみバイク”…ジャパンモビリティショー2023本田技研工業(ホンダ)は、「ジャパンモビリティショー2023」(一般公開:2023年10月28日~11月5日)において、EVに特化したモデルを多数展示。現行モデルは極端に少なく、独自のスタイルで新しいモビリティの在り方を提案した。今回は2輪モデルを中心にレポートする。
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »

ホンダとGM、EV共同開発計画を撤回ホンダ(7267.T)は25日、米ゼネラルモーターズ(GM)(GM.N)と進めていた廉価な電気自動車(EV)共同開発計画を撤回したと明らかにした。両社は昨年、米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)に対抗するため、50億ドルを投じて協力することで合意していた。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »

ホンダ、モビリティショーでスポーツモデル「プレリュードコンセプト」発表本田技研工業(ホンダ)は10月25日、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で、スペシャリティスポーツモデルとなる「PRELUDE Concept」を発表した。
ソース: cnet_japan - 🏆 100. / 51 続きを読む »

自動運転タクシーのクルーズが日本上陸、2026年初頭に東京で開始--ホンダとGM合弁GMクルーズホールディングス(クルーズ)、ゼネラル・モーターズ(GM)、本田技研工業(ホンダ)は10月19日、日本で自動運転タクシーサービスを開始すると発表した。
ソース: cnet_japan - 🏆 100. / 51 続きを読む »