ホンダN-BOXが2021年12月に一部改良を実施して、スイッチによって操作できる電子制御式パーキングブレーキを採用した。この変更により、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールの機能も向上している。
パーキングブレーキが電子制御式になると、追従走行中に停車した後、パーキングブレーキを自動的に作動させて停車を続けられるからだ。また2021年は、先代(初代)N-BOXの発売から10年後に当たるため、10周年記念の特別仕様車も設定した。2017年には現行型にフルモデルチェンジされ、2017年から2020年までは、4連連続で小型/普通車まで含めた国内販売の総合1位も獲得した。2021年は、統計上ではヤリスが1位だが、前述の通り、ヤリスとヤリスクロスを別々に算出すれば、N-BOXが1位になるわけだ。■高人気の背景には偉大な『初代の力』初代N-BOXは、画期的な軽自動車だった。プラットフォームやエンジンは新開発され、空間効率を最大限度まで追求している。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は、前輪駆動の軽自動車では最長の2520mmとされ、広い室内を得る上で有利な設計となった。全高も1790mm(4WDは1815mm)と高い。燃料タンクが前席の下にあるから、後席は床へ落とし込むように小さく畳める。荷室の床も低いので、自転車を積む時も、前輪を大きく持ち上げる必要はない。荷室高にも余裕があり、荷物の収
この空間効率を徹底的に追求するクルマ造りにより、先代N-BOXを初めて見た人は必ず驚かされた。ここまで広い室内が、自分にとって必要か否かを別にして、単純に「N-BOXが欲しい!」と購買意欲が沸き上がった。そして実際に使うと、かつての軽自動車で感じた「これでいい」ではなく「これで十分」と実感した。 そしてもうひとつ、ボディスタイルも初代N-BOXが人気を得た秘訣だ。水平基調の外観は、短いボンネット、長いルーフとホイールベースの寸法的な比率、ピラー(柱)とウインドーの角度などがちょうど良く、好感度も高かった。 背の高いボディと厚みのあるフロントマスクによって、外観には存在感もあり、エアロパーツを装着した精悍なカスタムも用意した。初代N-BOXが街中を走り始めると、それを見た人も魅力を感じて、好調な売れ行きに結び付いた。一般的にクルマの売れ行きは、発売直後が最も多く次第に下がるが、N-BOXは時間の経過に伴って増えていった。時間を経るほどに、市場へ浸透したからだ。同様の販売推移が初代ワゴンRにも当てはまり、息の長い人気車の定番パターンになっている。
ヤリス1位と言っても厳密にはヤリスシリーズなのでヤリスクロスも含めての台数。N BOXはN-ONEとかN-wgnなど含まれないから統計のとり方がズルい。
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