ホワイトハウス イランの取り締まり強化に「愕然」

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アメリカ・ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、イランで抗議デモへの取り締まりが強化されていることに愕然（がくぜん）としていると批判しました。 イランでは頭髪を覆う「ヒジャブ」を適切に着用していなかったとして、風紀警察に拘束された22歳の女性が急死したことを受け、2週間にわたって各地で抗議活動が続いています。 イランの最高指導者ハメネイ氏は3日、抗議デモの鎮静化にあたっている治安当局を全面的に支持するとしたうえで、背後でアメリカとイスラエルが騒動を画策していると非難しました。 一連の動きについて記者団に問われたホワイトハウスのジャンピエール報道官は「大学生の平和的な抗議にイランの治安当局が暴力と大量に逮捕者を出すような対応をしたことに愕然とする」と述べました。 また、治安当局による週末の取り締まりは「イランの若者が尊厳と機会を求めて国外へと離れるよう駆り立てるものだ」と批判しました。 一方、今回の問題がイラン核合意の再建交渉に与える影響については明言を避けました。