ペプシの「戦闘機が当たる」というCMを真に受けて7000万円以上費やした結果とは?

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1996年にペプシコは「ペプシ製品についた『ペプシポイント』を集めることで景品があたる」というキャンペーンを実施しました。当時CMには、10代の少年がハリアー戦闘機に乗って登校する映像に「ハリアー戦闘機 700万ペプシポイント」と表示されましたが、これを真に受けた男性がいました。戦闘機を得るために法律の専門家に相談し、判例を調べ、投資家から現金を集めてペプシにペプシポイントを送った男性の顛末を、The Hustleがまとめています。

当時、市販のペプシには12本1パックあたり5ポイントが付与されていました。ここから計算すると、700万ポイントを集めるためには1680万本・約400万ドル相当のペプシ缶を消費する必要があったとのこと。これは1日4万6000本の缶を1年間毎日消費し続けることになる計算であり、消費するカロリーは25億kcal、砂糖の量は6億8900万グラムにのぼります。

しかし、実はこのキャンペーンには、別の応募方法もありました。ペプシは15ポイント分のペプシポイントがあれば、あとは1ポイント10セントの計算で差額を支払うことでも消費者が景品をもらえるようにしていたのです。つまり、700万ポイントを獲得するための費用は70万ドルでよかったとのこと。レナード氏は数カ月かけて事業計画をまとめ、宣伝広告に関する判例を調査し、登山ガイドとして働いた時に出会った裕福な投資家から現金を集めました。すると数週間後、ペプシからはいくらかのクーポンとジェット機のコマーシャルが「空想的な」ものであるという説明とともに、小切手が返送されてきたとのこと。 この時点でレナード氏はすでに法律専門家への相談や判例の調査に対して4000ドルを費やしていました。レナード氏は専門家に相談した後、ペプシに「10営業日以内に戦闘機を送らないと法的措置に出る」という手紙を送ります。しかし、当時のペプシ副社長だったレイモンド・マクガバン・ジュニア氏は「『ペプシのコマーシャルで戦闘機がもらえる』とあなたが信じているとは思えません。コマーシャルに対するあなたの分析に同意するまともな人はいないでしょう」と述べ、要求を拒否。争いは法廷にもつれこみます。

レナード氏は、ペプシが「700万ペプシポイントとハリアー戦闘機を交換する契約に違反した」と訴えました。このニュースは世間から大きな注目を浴びましたが、レナード氏は「私は注目を浴びたいのではありません。和解も求めていません。航空機が欲しいだけです」とインタビューで応えています。

 

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Мигー21なら大丈夫じゃないかな?安いらしい

残念な結果だった。 ペプシに洒落があればなぁ

ワシも欲しい🤣

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