ワグネルがベラルーシ国内にこうして駐留することで、ベラルーシの南に位置するウクライナは、北側国境の防衛強化に意識を向けなくてはならない。さらに、ベラルーシに国境を接する北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランド、ラトヴィア、リトアニア各国も、ワグネルがベラルーシを足掛かりに妨害工作を仕掛けてくる可能性を懸念している。
しかし、実際には誰も、おそらくクレムリン(ロシア大統領府)でさえ、実際に何人のワグネル戦闘員がベラルーシに向かうのか、把握していないだろう。あるいは何人がロシア軍に入隊してウクライナと戦うのかも、さらに何人が制服を脱いで帰宅するのかも、把握されていない。 ワグネル関係者が使うメッセージアプリ「テレグラム」の複数チャットルームを、BBCヴェリファイは見続けているが、手掛かりはあまり得られない。ただし、ベラルーシ出身のワグネル戦闘員だと自称するブロガーは、ワグネルが「今も働き続けている」と書いていた。反乱未遂直後は、多くの戦闘員はロシア支配下にあるウクライナ東部のワグネル基地に戻ったと思われている。まず第一に、6月24日にわずか数時間のうちにワグネルは、ロシア南西部の主要都市ロストフ・ナ・ドヌを丸ごと支配下に置いた。続いて、重装備の車列を北上させ、モスクワまで残りわずか200キロというところまで進軍させた。その間に、ロシア軍機の撃墜さえ行っている。要するに、世界最大の核弾頭保有国で、壊滅的な内戦を危うく引き起こしそうになったということだ。
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