「ベラルーシアン・ハジュン」プロジェクトという名のグループが8月15日のテレグラムに投稿したところによれば、衛星画像の分析により、ウクライナ国境からおよそ40キロに位置するベラルーシのジアブロウカ飛行場に兵器が集められていることがわかったという。グループは、ベラルーシがロシアの軍事行動を支援する場合に備えて監視してきた。
「飛行場の状況の分析により、ベラルーシからウクライナ領土へのロケット攻撃の可能性があるだけでなく、ロシアが今後数週間のうちにウクライナへの大規模なミサイル攻撃をおこなう準備を進めているらしい兆候が見てとれる」と、ベラルーシアン・ハジュンは述べている。米国の宇宙技術企業マクサー・テクノロジーズの衛星画像を使った分析として同グループが述べているところによれば、ジアブロウカ飛行場には、超長距離地対空ミサイル「S-400トリウームフ」10〜14基、近距離対空防御システム「パーンツィリ-S1」2基、「KASTA-2E2」および「48Y6...
ベラルーシアン・ハジュンは8月11日、目撃者の話をもとに、ジアブロウカ飛行場付近で「少なくとも8回の爆発」があったと伝えている。ベラルーシ当局は爆発について、エンジン交換後に車両に火がついたものとして、犠牲者はいないと説明した。だが、ベラルーシアン・ハジュンは飛行場近くの「大きな閃光」をとらえた動画を投稿し、「エンジン火災」の状況には合致しないと指摘した。 ベラルーシアン・ハジュンが8月15日の投稿で述べているところによれば、前週の爆発で「T-72」戦車1台が破壊され、この攻撃で犠牲者が出たことが衛星画像で示されているという。爆発の原因については説明されていない。