プロ野球の2月1日からのキャンプが、新型コロナウイルス感染急拡大で1週間程度延期となる可能性があることが11日、分かった。首都圏1都3県に2月7日まで発令中の緊急事態宣言が関西圏の2府1県にも拡大する見通し。キャンプ地の1つ、宮崎県もすでに独自の同宣言を出している。不安要素の強い状況を鑑みて、12日の臨時12球団代表者会議で、検討されることになる。延期となれば、本拠地などで全体練習を行うとみられるが、調整への影響は必至。長期化すれば3月26日の開幕も危うくなる。第3波の猛威が再び球界のカレンダーを狂わしかねない事態に陥った。球春到来となる2月1日のキャンプインまで約3週間。例年なら1、2軍の振り分けなど準備作業が本格化する時期だが、コロナ禍の急拡大で看過できない状況となった。キャンプの1週間程度の延期について、12日のJリーグとの対策連絡会議後に行われる臨時12球団代表者会議で検討される。
首都圏での緊急事態再宣言を前にした5日、NPB斉藤コミッショナーは「(自治体、医療関係者と)しっかりした準備をしたつもり。今のところはよほど状況が悪化しない限り、粛々とやっていきたい」と話した。だがその後も事態は悪化の一途をたどっている。巨人、ソフトバンクなど4チームがキャンプを張る宮崎県が独自の同宣言を発出。関西3府県も政府に発令を要請し、危機は全国へ拡大している。 キャンプでは選手、首脳陣、裏方のスタッフや球団職員など大人数で移動して長期滞在する。宣言中の活動が適当か慎重に見極める。ある球団関係者は「(2月7日までの)緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成意見も反対意見もあると思う。話し合いはしないといけない」と話した。
12球団そろって球春到来を迎えられなかった歴史は、いまだかつていない。延期を決めれば、キャンプ地ではなく本拠地などで練習を行うことになりそうだ。だが温暖な地と比べ、同程度の負荷で鍛錬を積むことは厳しい。同宣言が延長となれば、キャンプインの見通しが立たなくなる。2月23日に沖縄で始まるオープン戦も、ずれ込みかねず、さらに長期化すれば3月26日のシーズン開幕も昨季に続き延期となる恐れもある。12日 西武が19、21日に、阪神が20日に予定していた台湾・統一との練習試合を中止すると発表。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »