プレイバック決戦・記者が見た主席公選・知事選(3)1976年、宿命の対決 平良幸市氏・安里積千代氏 | プレイバック決戦・記者が見た主席公選・知事選 | 沖縄タイムス+プラス

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プレイバック決戦・記者が見た主席公選・知事選(3)1976年、宿命の対決 平良幸市氏・安里積千代氏 | プレイバック決戦・記者が見た主席公選・知事選 | 沖縄タイムス+プラス okinawa 沖縄

長い間、県内与党第一党の社大党で委員長・書記長のコンビを組み、同志であった安里積千代氏と平良幸市氏が、知事選で真正面から一騎打ちを演じる。新聞の大見出しは「宿命の対決」「劇的選挙」で踊った。かつて国政参加選挙で社大党が安里委員長を衆院議員に初当選させた会見を取材した記者にとって、政治の冷厳な事実とはいえ、知事選で対決する両者を追うのに幾分の戸惑いがあった。

両陣営の候補者人選は1975年1月から本格化したが、二転、三転難航して1年以上ももたつき、ようやく年明けの1月に決着を見た。革新陣営は、屋良知事の3選出馬による続投に最後までこだわったが、辞意が固く、あきらめた。切り札、エースとして登場したのが平良氏である。

 

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