発熱に関しても、筐体の両面から放熱する構造を採用するなど、かなり配慮されている。本製品はチップそのものが低発熱化されたことで、最大負荷時でもヒートシンク温度が49.7℃に抑えられており、従来モデルの67.8℃から-18.1℃と大幅な低減となっている。
実際、2.5GbEでPCを接続し、動画再生やインターネット接続など、日常的な利用をしてみたが、稼働中に筐体を触ってもほとんど熱は感じない。いや、「熱くない」というよりも「冷たくない」(稼働していることは分かる)という方が、感覚としては近い。筐体を使って放熱するタイプの製品は、本体が熱くなることが、正しく熱を放出できる証拠とも言える。しかし、本製品はそもそもチップが低発熱なので、本体が不安になるほど熱くなるようなことがないわけだ。 電気代が高騰する中、消費電力が低くなるだけでもありがたいが、気温が上がるこれからの季節(そして、地球温暖化対策も)を考えると、部屋の中の機器からの発熱が少しでも減るのはありがたい。少し言い過ぎかもしれないが、フロアに複数台のスイッチを設置するようなケースでは、エアコンの設定温度の見直しにつながる可能性もあるだろう。消費電力も発熱もサイズも、いい方向で改善されており、従来モデルの「FX2G-08EM」からの買い替えを検討してもいいほど中身の濃い進化を遂げている。地道な改善だが、それこそを高く評価したい製品だ。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: internet_watch - 🏆 23. / 63 続きを読む »
ソース: cnet_japan - 🏆 100. / 51 続きを読む »
ソース: cnet_japan - 🏆 100. / 51 続きを読む »
ソース: internet_watch - 🏆 23. / 63 続きを読む »
ソース: weeklyascii - 🏆 94. / 51 続きを読む »
ソース: gigazine - 🏆 80. / 51 続きを読む »