満を侍して発表された、それぞれに異なる魅力を放つ新作2本。右:「タイプ XX クロノグラフ 2067 – 民間バージョン」 左:「タイプ 20 クロノグラフ 2057 – ミリタリーバージョン」
フランス航空界に偉大な足跡を残したルイ-シャルル・ブレゲは、創業者アブラアン-ルイ・ブレゲから5代目の子孫にあたる。ヘリコプターの原型ともいえる“ジャイロプレーン”の発明者であり、1911年に航空機を製造するルイ・ブレゲ航空会社を設立し、大成功を収めた。「ブレゲ14」「ブレゲ1050 アリゼ」などの航空機は「空のヒーロー」的存在だった。 「タイプ 20 クロノグラフ 2057 – ミリタリーバージョン」は、1955年から59年にブレゲがフランス空軍に納入した1100本のモデルからインスピレーションを受けたモデルだ。ローマ数字で「タイプ XX」と表記される従来のモデルとは異なり、オリジナルと同じアラビア数字の「20」が用いられた。ステンレス・スチール製で直径42mmのケースに、縁に縦溝模様を施した目盛りの刻みがないベゼルのセットアップは、空軍向けに供給されたモデルと同様。リューズもポワル(梨)型のヒストリカルな形状で、栄光のクロノグラフがたどってきた歴史的バックグラウンドを印象付ける。ダイヤルは「タイプ 20」譲りの基本スタイルを採り、ブラックの地にミントグリーンの夜光塗料が映える。
1950年代に誕生した軍用モデルをベースにした派生モデルが一般向けに販売されたのと同様、今回の2本目の新作は民間用「タイプ XX」の伝統を引き継ぐモデルだ。特に57年につくられた固有番号2988の「タイプ XX」の影響を強く受けている。表示はミリタリーバージョンと異なり、15分積算計・12時間積算計・スモールセコンドのスリーレジスター。夜光塗料もアイボリー色が採用されている。エッジに縦溝模様を施し、目盛りを刻んだ両方向回転ベゼルが装備。リューズは直線を活かしたフォルムで、これもミリタリーバージョンとの相違点である。
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