2000年に設立され、2006年ごろから本格的に自社での映画製作をスタートさせた「ブラムハウス・プロダクションズ」。それから20年と経たないあいだに手掛けた作品は、映画とドラマシリーズをあわて150本以上。そのなかでも、創設者であるプロデューサーのジェイソン・ブラムが“恐怖の工場長”とも称されるように、ブラムハウスの看板はやはりホラー/スリラー映画だ。
『シックス・センス』で一躍時の人となったシャマランは、その後も敬愛するアルフレッド・ヒッチコックにオマージュを捧げるようなスリラー映画を次々と発表するものの、『シックス・センス』以上の評価も興行的成功も得られずにいた。 同様に、2000年代に『エミリー・ローズ』で注目を集めたデリクソンは、抜擢されたSF大作『地球が静止する日』で興行的にまずまずの結果を収めながらも評価が伸び悩んでいた。しかし、ブラムハウスと組み、低予算だからできる恐怖のアイデアを巧みに織り交ぜた傑作『フッテージ』で復活の狼煙をあげると、マーベル・シネマティック・ユニバースの『ドクター・ストレンジ』の監督に就任して、同作を大ヒットへと導いた。近年では、再びブラムとイーサン・ホークという『フッテージ』のコンビと組んで、『ブラック・フォン』で興行、批評の両面で成功を収めた。もちろんブラムハウスは、いままでスポットが当たらなかった才能を成長させることにも長けている。そのなかでも特に大きな飛躍を遂げたのは、やはり『ゲット・アウト』と『アス』でホラー映画界に新風を巻き起こしたジョーダン・ピールだろう。
北米でサプライズ級のヒットを記録しただけでなく、ホラージャンルとしては異例のアカデミー賞作品賞ノミネート。しかもピール自身は同脚本賞を受賞することになり、ブラムハウスへの注目度をさらに上げるきっかけとなった。
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