フェンシング江村美咲、世界選手権史上初の金メダル…パリ五輪の星が快挙

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フェンシング江村美咲、世界選手権史上初の金メダル…パリ五輪の星が快挙 スポーツ sports ニュース

父・宏二さんは88年ソウル五輪フルーレ代表。母・孝枝さんもエペで日本代表歴がある。宏二さんは「私の頃は、世界選手権に出ることが目標。メダルは無理だと思っていた。でも、娘は出る以上優勝したい気持ちがある。ジュニアとカデでメダルをとっていて、世界に出ても勝てる気持ちが身についている。そこが私とは違う」と目を細める。東京五輪後に師事するフランス人のジェローム・コーチには細かなステップを意識したスタイルを指導され、技術も高まった。江村も「今まで頭が頭が固かったと気づかされた。視野が広く、色々な勝ち方が出来ると思わされたのが大きい」と成長に実感を込めた。

精神面も成長した。ジェローム・コーチと対話しながら、「元々、試合は生きるか死ぬかでやっていて。相手に対して『敵』という意識が強かった。ただ、そういう意識だけでは勝てない。コーチは『しっかりリスペクトして、100%の力で戦え』と。自然とそういう心になった。リスペクトすることで点を取られても、冷静に受け止められる」。一瞬で明暗が分かれる対人競技。高めた技術に心の強さが加わり、世界の頂点を現実にしてみせた。 東京五輪は団体5位入賞。自国開催の大舞台の後は、苦しい時期もあった。「力は出し切って、やはり燃え尽き症候群的なところがあって、フェンシングが楽しいと思えなかった」。今年3月には10日間ほどまとまった休みをとって、心身を休めた。髪色を明るくしてみたり、関係者と食事を楽しんだり。オンとオフをうまく切り替えられたことで、再び強さを追求できた。

世界選手権では歴史の1ページを作ってみせた。サーブルは、日本勢が五輪で唯一メダルを獲得していない種目。24年パリで、再び歴史を作る期待感も高まる。「サーブルとしても女子としても、人がやったことがないことに挑戦したい」。江村が「初」を、これからも成し遂げていく。

 

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