規格外農産物、製造残渣、休耕田など、未利用バイオマスの有効活用はグローバルな課題となっている。これまでは、熱、燃料、飼料等に代表される、規模やコストを重視したコモディティー分野への転換が中心だったが、同社は、これらの代替手段として、化粧品原料や食品原料等への高付加価値素材へのアップサイクルに着目。具体的には、同社のもつ未利用バイオマスデータベース、酵素・微生物ライブラリーを駆使することで、特定の未利用バイオマスから特定のターゲット素材へ変換するパスを設計することが可能としている。
なお、同社は10月11日~13日にパシフィコ横浜で開催される「BioJapan 2023」に出展する。オーガニックライスエタノールFSをはじめとした自社原料だけでなく、開発中または開発パートナーを募集中のシーズ技術も展示予定だという。
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