ファイティング原田さん、大一番に感嘆 思い起こす東京ドームのタイソン戦―怪物が立つ夢舞台

  • 📰 jijicom
  • ⏱ Reading Time:
  • 21 sec. here
  • 4 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 19%
  • Publisher: 63%

ニュース ニュース

時事ドットコム,時事通信社

プロボクシングのレジェンドも、東京ドームでの大一番に感嘆の声を上げる。日本が高度経済成長に沸いた1960年代にファイティング原田のリング名でヒーローとなった原田政彦さん(81)。井上尚弥(大橋)の今回の興行について「普通は東京ドームでできない。(実現には)いい戦いで人々の心をつかむ必要があるから」と話す。

統括団体も階級も少なかった時代。原田さんは圧倒的な手数を武器に、「狂った風車」と恐れられた。65年5月に世界バンタム級で無敗王者のエデル・ジョフレ(ブラジル)を破り、フライ級に続く日本選手初の2階級制覇を達成。「世界王者自体が希少で、勝てば世界に評価された」と当時を振り返る。

後輩王者からは敬意を感じた。東京ドームで戦うため88年に来日したマイク・タイソン(米国)とホテルで面会。「年齢は全然違うけど、僕を知っていた」と回顧する。会場の熱気には身震いした。「すごい。強かった」と思い起こす。 国民的スターとなり、66年5月の防衛戦のテレビ視聴率は関東地区で歴代5位の63.7%(ビデオリサーチ調べ)に達した。「僕らの頃は各階級で世界王者は1人だけ」で、当時は世界王座奪取が難しい半面、王者としての認知度は高かった。「懸命に結果を出せば、ファンや周りが後押ししてくれる」ボクシング界の空気は、昔も今も変わらないと信じる。 世界に誇れる後進の台頭を常に願っている。「僕の時も『原田に勝つ』という気持ちで、世界から相手が集まってきた。若い人が続けば、ボクシング界は明るくなる」。世界に地位を確立した井上尚が5月6日に大舞台で視線を集める姿に、自身を重ね合わせるかもしれない。

時事ドットコム 時事通信社

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 32. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

夢舞台実現に感慨 大橋会長、井上尚弥に期待込め―怪物が立つ夢舞台(中)プロボクシングでスーパーバンタム級の世界主要4団体王座を統一した井上尚弥(大橋)が、5月6日に防衛戦に臨む。東京ドームという大舞台を用意した大橋ジムの大橋秀行会長は、「ボクシングに携わる者として最高。今までにない緊張感がある」と興奮を抑えるように言う。
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »

夢舞台実現に感慨 大橋会長、井上尚弥に期待込め―怪物が立つ夢舞台(中)プロボクシングでスーパーバンタム級の世界主要4団体王座を統一した井上尚弥(大橋)が、5月6日に防衛戦に臨む。東京ドームという大舞台を用意した大橋ジムの大橋秀行会長は、「ボクシングに携わる者として最高。今までにない緊張感がある」と興奮を抑えるように言う。
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »

辰吉丈一郎の90年、99年ドーム2度リングから25年…5・6東京ドームのドラマに期待5月6日、近年では最大級のボクシングイベントが東京ドームで開催される。スーパーバンタム級の世界主要4団体統一王者“モンスター”井上尚弥(大橋)と“悪童”ルイス… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »

元K―1王者・武居由樹、世界王者になるには「サプライズ」必要...識者が予想する展開【5・6東京ドーム】元K―1王者でボクシングWBO世界バンタム級10位の武居由樹(大橋、27)が2024年5月6日に東京ドームでWBO同級王者ジェイソン・モロニー(オーストラリア、33)に挑戦する。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、30)対元世界2階級制覇ルイス・ネリ(メキシコ、29)の前座に出場する。ボクシングキャリア9戦目にして初の世界挑戦。元K―1王者はボクシングでも世界の頂点に立てるのか。
ソース: jcast_news - 🏆 104. / 51 続きを読む »

田中、世界4階級制覇 中谷は3階級王者、井上拓は防衛―ボクシングプロボクシングのトリプル世界戦は24日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦で同級1位の田中恒成(畑中)が2位のクリスチャン・バカセグア(メキシコ)を3―0の判定で下して新王者となった。井岡一翔(志成)、井上尚弥(大橋)に続く日本男子3人目の4階級制覇。
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »

ボクシング井上尚弥、2人目の偉業の先に見据える挑戦とは世界ボクシング評議会(WBC)・世界ボクシング機構(WBO)のスーパーバンタム級統一王者、井上尚弥(30)=大橋=が12月26日、世界ボクシング協会(WBA)・...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »