セレクトショップを運営するビームス(東京・渋谷)は栃木県日光市に日本の工芸品や銘品などを販売する店舗をオープンした。同社がセレクトした日本全国の銘品に加え、地元事業者と開発した店舗限定品も販売する。今後も国内の観光名所や景勝地に出店することを検討しており、地元の魅力発信に取り組むパートナー企業と連携していく。
新設した店舗名は「ビームス ジャパン 日光」。世界遺産の日光東照宮の表参道の入り口に位置している。売り場面積は20平方メートル強。店内では地元の漆器店とコラボレーションした皿(6380円)や、環境保全のために捕獲された鹿の革を使ったコインケース(4180円)など、約150アイテムを販売する。同店はアイスホッケーチーム「H.C.栃木日光アイスバックス」の運営会社、栃木ユナイテッド(栃木県日光市)と組んで出店した。売り上げはオープンして以来、想定の1.7倍を記録するなど好調だ。特に店舗限定のロゴが入ったポーチ(3410円)やトートバッグ(4400円)などが人気を集めている。 ビームス ジャパンは国内外の観光客と地元住民の双方の需要を取り込むことを狙う。観光客向けは日本の銘品に加え、ポーチなど日常使いする商品を開発・販売する。一方、地元住民については地域の銘品を知ってもらえるきっかけを提供することを目指す。商品数や品ぞろえは流動的だ。手作り品などが多いためだが、ビームスは新商品の開発にも力を入れており、例えば、日光東照宮から特別に使用許可が得られた杉を使った商品の開発も進める。
ビームスは地元企業とコラボレーションして開発した商品を店舗で販売する「ビームス ジャパン ゲート ストア プロジェクト」を推進している。同プロジェクトに基づいた店舗を2022年12月に島根県出雲市で初めて開業した。日光の店舗は2カ所目となる。同プロジェクトはフランチャイズチェーン(FC)方式を採用しており、今後も地元企業と組んで出店を進めていく。
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